畑野・小木とイルミネーションの話が続きました。
人々の手や想いが美しい景色を作り出すイルミネーションも好きですが、自然のままの風景も好きです。

この日は、美しい夕陽とマジックアワーと捉えようと日没時間をチェックしてから相川に向かうはずでした。

日没16時28分。


佐和田のとある駐車場で車に乗った時には、16時17分を超えていました。


このまま、相川に行っては既に沈んでしまう。
正面に見えるオレンジの光に手を伸ばし、「沈まないでくれっ」とメロスのような気持ちで祈りながら、目的地を変えて佐和田の海岸へ。






佐和田海岸
所在地：新潟県佐渡市河原田諏訪町186





佐和田海岸で、夕陽が七浦に沈んでいくのを眺めてから、当初の目的地へ。

到着したのは、ここ。
お馴染み、北沢浮遊選鉱場ですがいつもとちょっと方角を変えて、総源寺前から。



時間の経過とともに、スクリーンのようにソラの色が次第に変わっていきます。

どこの夕陽スポットにいっても夕陽が沈むと多くの人が踵を返してホテルや車に戻ってしまいますが、夕陽を見るなら沈む前の30分と沈んだあとの30分、合計1時間くらいの余裕をもっていくと感動的な時間を過ごすことができるのでお勧めです。

総源寺の前で撮影をしていた私たちに、ご住職が声をかけてくださいました。
寒いので中へどうぞ、とお招きいただき温かいお茶を頂きました。

30分ほどだったでしょうか。
その間、ご住職といろいろなお話ができました。

お寺は、誰かが亡くなってから行くところではないんです。悲しみが溢れる場所ではないのです。

「お寺は、心の病院だから、辛いときや何かあったときに来てもらったら楽になれるかもしれない。」
「写経体験や座禅体験もできるから、またいつでもお立ち寄りください。」
穏やかな笑顔でご住職が語り掛けてくださいました。

今度は、ゆっくり時間をとってお邪魔したいと思います。


お寺を出ると、風景が一変していました。






「ライトアップが始まったね。」
数枚写真を撮ってから、いつもの場所に移動しました。

ここでは、ライトアップと反対側のシックナーと星空が気になり撮影しました。
ライトアップは冬バージョンに変わっていたようです。


夜空にはorionが輝いていました。　

方角が違うので写真には写っていませんが、寒い冬の夜空でも、orionを見ると気持ちがほっこりしてきます。


北沢浮遊選鉱場跡
所在地：新潟県佐渡市相川北沢３－２
ライトアップ期間：2020年1月13日まで
料金：無料




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