珍しい岩がたくさんある佐渡でも、特に気になるのがこれ、「はさみ岩」。

佐渡観光協会によると、弁慶のはさみ岩というのだそうで、このような伝説が残されています。

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相川町下相川の道路沿いの海側に、岩の間に挟まったくさび型の石(岩)があり、いつの頃からか弁慶のはさみ石と呼ばれ、それにまつわる伝説が残されています。昔、「佐渡弁慶」とよばれた島一番の力持ちがいました。ある時、佐渡弁慶ら山伏一行が相川から金北山へ修行に行く途中、地獄谷付近で鬼が待ち伏せしていました。鬼は弁慶に力比べを申し出ます。そこで佐渡弁慶は、近くにあった大きな岩を遠くまで投げ飛ばし、これを見た鬼は、びっくりし、佐渡から逃げていきました。この投げ飛ばした岩が下相川の浜まで飛んできて、岩の間に挟まったと言われています。　
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なるほど、力自慢の弁慶が投げて鬼を退治した岩だったんですね。

それにしても、このバランスで落ちないというのは凄い。



初めてこの岩の存在をしったとき、ひらめいたのが「落ちない岩（合格岩）」。

光が差すその姿は、本当に【合格祈願】の神がいるかのよう。


試験を受ける方、合格祈願の神社参りの前後にでかけてみてはいかがでしょう。

※佐渡の真竹で作った合格祈願のお守り合格竹という商品も合わせると更に良さそう。
（ネット販売していますが、リアル店舗での販売は未確認です。情報入りましたら追記します）


そして、こんなことも思いました。


みなさん日々現状で頑張っていらっしゃると思います。　大変なこと、つらいこともきっとあるでしょう。

そんな自らの姿に重ねて　その場所（今おかれた立場など）で一所懸命　踏ん張るという意味を込めて「ふんばる

岩」・・・と、呼んでみたいなと。

「岩も踏ん張って（頑張って）いる。　だから私も頑張ろう。」


佐渡でのひと時が、そんなパワーチャージの一助になれば、と思います。


大岩を投げ飛ばした・・・という伝説からも　陸上選手（やり投げや砲丸投げなど）の大会前のゲン担ぎにもよさそうです。




地質学的な発見だけでなく、人それぞれの感じ方ができて楽しい、佐渡のジオパークめぐりです。


■はさみ岩
所在地：新潟県佐渡市下相川
行き方：車の場合　両津港より車60分
　　　　　路線バスの場合　海府線「千畳敷」より徒歩5分
　　　　　

はさみ岩に関するブログを探していたら、以前もご紹介させていただいた佐渡の四季＋αに素敵な写真が掲載されていましたので、ご紹介します。写真は許可を得て転載させていただきました。はさみ岩に夕陽が落ちるのは春分のころと秋分のころだそうです。

今年の秋、見に行ってみようと思います。

■「はさみ岩」に夕陽が落ちる季節になりました。



■秋の夕陽と弁慶のはさみ岩








素敵な佐渡時間をお過ごしください。

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