月が妖しく、美しい夜でした。
もっと空に近づきたい。星と月を感じたい。
そんな夜でした。
相川のT字路で山(右)に行くか、海(左)に行くか一瞬悩み、ハンドルを左に切りました。
向かったのは、長手岬。

その月は、ゆらゆら ゆらゆら波間を金色に染めていました。

月が映る揺らぎを見ていたら・・・高校生のころ、近くにツアーに来ていたのをたまたま観てからファンになった中山美穂さんのYou' re my only shinin' star や、これまた中学時代に好きだったシブがき隊のZokkon命が 頭の中でぐるぐると流れてゆきました。
ふと、その水面の揺らぎが大きくなりました。
ネ、ネッシー?
長手岬だから ナッシーなのかも。

気が付くと、私はさっきいた場所から100mほど離れたごつごつした溶岩の上に佇んでいました。
そこまでの記憶がほとんどありません。
ふと視線を上げると 目の前には、海を見つめる女性が横たわっていました。

その人の目には月光が冷たく映り、星屑がこぼれたようでした。
その表情は、少し、哀しそうにも見えました。
先ほど聞こえた脳内BGMは、シブがき隊からNOKKOの人魚 Mermaidにかわっていました。

ふふっとかすかな笑い声ともとれないような、そんな声が聞こえ漏れたたかと思うと、その人は立ち上がって 少しうつむきながら海の方へ歩いてゆきました。

それから、ショパンの子犬のワルツが流れているくらいの間、ひらひらとくるくると何か踊りのようなものを舞いながら・・・闇に消えてゆきました。

たくさんのBGMが聞こえたはずなのに、その人が消えた途端、海と空は静かな、静かな闇に包まれてゆきました。
あの時見た光景は、いったい何だったのでしょうか。
伝説と民話のふるさと佐渡では時折、不思議なことが起こります。
私は、とんちぼ(たぬき)に化かされたのかもしれません。
ちょっぴりモヤモヤな気持ちを抱えて訪れた長手岬だったのですが、霧が晴れたようにすっきりしました。もしかすると、誰かが何かを伝えるために長手岬に舞い降りたのかもしれません。
おわり
撮影:長手岬(さど観光ナビにリンク)
所在地:新潟県佐渡市橘
*佐渡弥彦米山国定公園指定
日中の長手岬
【絶景】ホテルみさき脇から入る長手岬の絶景ポイント自然観察路

*夜行かれる方は、懐中電灯などをご持参ください。足元非常に暗いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のお話は、佐渡旅では初めてエッセイっぽくしてみました。いわゆるフィクションです。
でも、そこで見た風景は長手岬そのものです。
この日は、気の合う仲間と夕方集合で海だ星だと出かけていました。実際には、こんなシリアスな雰囲気は全くなく、とにかく楽しくて楽しくて顔を真っ赤にしてお腹を抱えて笑うようなことが連続で起きました。
真っ赤な顔して大笑いしている仲間たちにばれないように、笑いすぎて胃が痙攣をおこしたのか吐きそうになるのを抑えるのに必死でした。笑いすぎて吐きそうになるなんて、今まで経験ありません。
この楽しい経験を、どこまで書こうかと写真を整理していたら、なんだか別のストーリーが浮かんできました。実際のお笑い時間とは真逆の不思議な話が出来上がりました。
それは、私の深層心理を表したものかもしれませんし、ただ単に作り話かもしれません。
それぞれの旅には必ずストーリーがあります。
あなたの佐渡での旅にはどんなストーリーがあるでしょうか。
それは、どんな映像になるようでしょうか。
妄想家なんです。
何かに触れるとすぐ情景が浮かびます。人の顔やストーリーが浮かびます。
今回も写真を並べ替えただけで、妄想ストーリーを書いてしまいました。
そんな特技を活かして、今月からNEXCO東日本「ニイガタドライブ」企画で妄想ライターを始めました。
「 えっ? も・・・妄想? 妄想ライターって何? 」 と思いますよね。
私の佐渡旅、基本はいつも一人旅です。(現地で誰かと合流することが多いです。)
この旅の途中、いつも 〇〇と一緒だったら・・・というのを考えます。
例えば、家族で、子どもと一緒に、母と一緒に、三世代で。とか。
仲良しの友人と一緒に、社員旅行で、とか。
ワイワイ楽しい女子旅で、とか。
それぞれの同行者によって行きたい場所・体験したいことが異なります。
なので同行者というのは旅にとって非常に重要なことなのです。
「佐渡いくんだけど、いいとこ教えて!」
佐渡好きの私を知る人から良く言われる言葉です。が、これにお応えするの非常に難しいです。旅の目的も相手も、予算も趣味趣向も分からない。そんな時に満足する旅行を提案するなんて難しい。 みんな好みや要望が違うから。
なので、なぐもに佐渡旅の質問をされる方は、ぜひ詳細を教えてください。
さて。話をニイガタドライブに戻します。
ここでは中越を中心にまわりますがもちろん佐渡のことも書きます。お時間があるときにお付き合いいただけましたら幸いです。

いつか、あなたと、ニイガタドライブ。
https://www.niigatadrive.com/2017/07/12-01/
。:*:★。:*:★━━━━━━ 各種問い合わせ先 ━━━━━━★:*:。★:*:。
【佐渡について】
■佐渡観光協会(両津港ターミナル駅内) TEL 0259-27-5000
■佐渡汽船(総合案内・新潟) TEL 025-245-1234
■新潟交通佐渡 TEL 0259-57-2121
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もっと空に近づきたい。星と月を感じたい。
そんな夜でした。
相川のT字路で山(右)に行くか、海(左)に行くか一瞬悩み、ハンドルを左に切りました。
向かったのは、長手岬。

その月は、ゆらゆら ゆらゆら波間を金色に染めていました。

月が映る揺らぎを見ていたら・・・高校生のころ、近くにツアーに来ていたのをたまたま観てからファンになった中山美穂さんのYou' re my only shinin' star や、これまた中学時代に好きだったシブがき隊のZokkon命が 頭の中でぐるぐると流れてゆきました。
ふと、その水面の揺らぎが大きくなりました。
ネ、ネッシー?
長手岬だから ナッシーなのかも。

気が付くと、私はさっきいた場所から100mほど離れたごつごつした溶岩の上に佇んでいました。
そこまでの記憶がほとんどありません。
ふと視線を上げると 目の前には、海を見つめる女性が横たわっていました。

その人の目には月光が冷たく映り、星屑がこぼれたようでした。
その表情は、少し、哀しそうにも見えました。
先ほど聞こえた脳内BGMは、シブがき隊からNOKKOの人魚 Mermaidにかわっていました。

ふふっとかすかな笑い声ともとれないような、そんな声が聞こえ漏れたたかと思うと、その人は立ち上がって 少しうつむきながら海の方へ歩いてゆきました。

それから、ショパンの子犬のワルツが流れているくらいの間、ひらひらとくるくると何か踊りのようなものを舞いながら・・・闇に消えてゆきました。

たくさんのBGMが聞こえたはずなのに、その人が消えた途端、海と空は静かな、静かな闇に包まれてゆきました。
あの時見た光景は、いったい何だったのでしょうか。
伝説と民話のふるさと佐渡では時折、不思議なことが起こります。
私は、とんちぼ(たぬき)に化かされたのかもしれません。
ちょっぴりモヤモヤな気持ちを抱えて訪れた長手岬だったのですが、霧が晴れたようにすっきりしました。もしかすると、誰かが何かを伝えるために長手岬に舞い降りたのかもしれません。
おわり
撮影:長手岬(さど観光ナビにリンク)
所在地:新潟県佐渡市橘
*佐渡弥彦米山国定公園指定
日中の長手岬
【絶景】ホテルみさき脇から入る長手岬の絶景ポイント自然観察路
夕景・夕陽の長手岬

夕刻も絶景が広がります。

*夜行かれる方は、懐中電灯などをご持参ください。足元非常に暗いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のお話は、佐渡旅では初めてエッセイっぽくしてみました。いわゆるフィクションです。
でも、そこで見た風景は長手岬そのものです。
この日は、気の合う仲間と夕方集合で海だ星だと出かけていました。実際には、こんなシリアスな雰囲気は全くなく、とにかく楽しくて楽しくて顔を真っ赤にしてお腹を抱えて笑うようなことが連続で起きました。
真っ赤な顔して大笑いしている仲間たちにばれないように、笑いすぎて胃が痙攣をおこしたのか吐きそうになるのを抑えるのに必死でした。笑いすぎて吐きそうになるなんて、今まで経験ありません。
この楽しい経験を、どこまで書こうかと写真を整理していたら、なんだか別のストーリーが浮かんできました。実際のお笑い時間とは真逆の不思議な話が出来上がりました。
それは、私の深層心理を表したものかもしれませんし、ただ単に作り話かもしれません。
それぞれの旅には必ずストーリーがあります。
あなたの佐渡での旅にはどんなストーリーがあるでしょうか。
それは、どんな映像になるようでしょうか。
妄想家なんです。
何かに触れるとすぐ情景が浮かびます。人の顔やストーリーが浮かびます。
今回も写真を並べ替えただけで、妄想ストーリーを書いてしまいました。
そんな特技を活かして、今月からNEXCO東日本「ニイガタドライブ」企画で妄想ライターを始めました。
「 えっ? も・・・妄想? 妄想ライターって何? 」 と思いますよね。
私の佐渡旅、基本はいつも一人旅です。(現地で誰かと合流することが多いです。)
この旅の途中、いつも 〇〇と一緒だったら・・・というのを考えます。
例えば、家族で、子どもと一緒に、母と一緒に、三世代で。とか。
仲良しの友人と一緒に、社員旅行で、とか。
ワイワイ楽しい女子旅で、とか。
それぞれの同行者によって行きたい場所・体験したいことが異なります。
なので同行者というのは旅にとって非常に重要なことなのです。
「佐渡いくんだけど、いいとこ教えて!」
佐渡好きの私を知る人から良く言われる言葉です。が、これにお応えするの非常に難しいです。旅の目的も相手も、予算も趣味趣向も分からない。そんな時に満足する旅行を提案するなんて難しい。 みんな好みや要望が違うから。
なので、なぐもに佐渡旅の質問をされる方は、ぜひ詳細を教えてください。
さて。話をニイガタドライブに戻します。
ここでは中越を中心にまわりますがもちろん佐渡のことも書きます。お時間があるときにお付き合いいただけましたら幸いです。

いつか、あなたと、ニイガタドライブ。
https://www.niigatadrive.com/2017/07/12-01/
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■佐渡観光協会(両津港ターミナル駅内) TEL 0259-27-5000
■佐渡汽船(総合案内・新潟) TEL 025-245-1234
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