2月27日17時～17時20分頃の写真です。
この日は17時30分までには八幡に戻らなくてはなりませんでした。
なので、七浦海岸は遅くても17時10分には出たいところでした。
しかしながら、夕陽マニアの私にとってこの地を素通りすることはできませんでした。
七浦海岸、めおと岩で迎えた夕暮れ時間。
海の上には分厚い雲がかかっていましたので、海に夕陽が沈む最後の『ジュッ』をみることは諦めましたが、夕暮れ時の美しい風景には出会えるのではと、この場から動けない20分間。
冬の海風が、ちっとも気になりませんでした。
ただただ雲を吹き飛ばそうと、熱いスープをさます子どものように『ふ～ふ～っ』っと吹いたりしていました。
もちろん、そんなものでは雲は微動だにしないのですが、気まぐれに少しだけ顔を見せてくれた夕陽にときめきながらシャッターを押し続けました。
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佐渡 夫婦（めおと）岩物語 （看板より抜粋）
「古事記」のイザナギ（夫）・イザナミ（妻）の国生み神話では、７番目に佐渡を生んだとあります。その後について佐渡に残る伝説では、「産後の疲れを癒すために自分たちの分身の岩を作り、この岩つまり夫婦岩から次々と残りの島々を作った」とされます。二人は神様に見つからぬように見張りに猫を置いたのですが、火の神を作ろうとした際、この猫が大あくびをしたために神様に知られてしまいます。
怒った神様は、二人の乗っていた舟を岩（帆かけ岩）に変えました。また火の神によるやけどでイザナミは亡くなってしまいました。この周辺の地を高瀬（たこせ）と呼ぶのは、高天原と結ぶ瀬であったからだともいわれます。近くには猫岩も帆かけ岩もあります。
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七浦海岸、相川の夕陽にいつも心を奪われてしまいます。
所在地：新潟県佐渡市高瀬1267－5
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