佐渡草苅神社の由緒は創立年代未詳ですが、一説には弘仁二年又は天慶五年の創立と伝承されており、明治六年の二月に村社に列せられたのだそうです。(佐渡叢書 佐渡神社誌参考)
 
佐渡草苅神社

草苅神社には、順徳院の詠まれた歌
『草苅の里は尋ねて来(こ)しかとも駒に物かふあるしなき哉』も残っているのだとか。


見どころは、神社と能舞台。
手前に能舞台があるので、能舞台から見ていきたいと思います。

佐渡草苅神社能舞台説明

新潟県指定文化財(有形民俗文化財)  ※看板より
佐渡草苅神社能舞台(平成9年3月28日指定)

明治初期以前の建築と推定され、農村風景の中に溶け込みながらも堂々とした風格を感じさせる能舞台です。舞台は正面入母屋造、背面寄棟造の茅葺で、本舞台と後座からなり、正面の梁には若葉が彫られており、鏡板に松の絵、天井には演目「道成寺」で使用する鐘穴があります。

舞台以外の施設は一時失われていましたが、近年の修復により地謡座、鏡の間、複式橋掛り、裏楽屋が常設されました。江戸時代に始まった演能は現在も継続されており、毎年6月15日の草苅神社例祭に薪能が奉納されています。

平成25年3月佐渡市教育委員会

 佐渡草苅神社能舞台

茅葺屋根に雪が舞う様子は、風情があってよいものです。
 佐渡草苅神社能舞台1

例祭日は6月15日。 
薪能が19時より奉納され、2016年の演目は、猩々が予定されているのだとか。

佐渡薪能・狂言・ろうそく能・演能スケジュール2016(ご縁の宿伊藤屋HPより)

 佐渡草苅神社能舞台2
 佐渡草苅神社収蔵庫
佐渡草苅神社1

階段を上ってみます。
佐渡草苅神社2

佐渡草苅神社13

佐渡草苅神社狛犬1
  
佐渡草苅神社狛犬

佐渡草苅神社5

ガラス面が多く開放的ながら風格のある拝殿。
佐渡草苅神社12

おみくじがたくさん結ばれていました。
佐渡草苅神社11

佐渡草苅神社9

境内の反対側には、連理の木という2本の木があり、幹や枝がひとつになり仲睦まじい男女の様子を表しているのだそうです。帰宅してからみた佐渡の四季+αの記事でそのことを知りました。 見つけることができずに残念。

お出かけの際には是非探してみてください。

佐渡草苅神社10

草苅神社

所在地:新潟県佐渡市羽茂本郷1698
行き方:小木港より車20分、最寄りバス停小木線羽茂本郷より徒歩約10分




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