根本寺に引き続き、日蓮聖人ゆかりの地を歩いてみようと思います。
この日訪れたのは、宗門史跡 御松山 實相寺(実相寺)。
根本寺に飾られた絵で『思親の地』として描かれた実相寺の松を見てみたくなったからです。

實相寺HP より
【日蓮聖人思親天拝の霊蹟】
日蓮聖人一谷謫居中、当山に歩を運び、東天に旭日を拝し唱題祈念、故郷を偲び親恩感謝、思親遥拝の霊場として、文永9年(1272)4月28日に創立された。境内に聳える「袈裟掛け松」や外周数丈に及ぶ「千年杉」天を摩する景観はよく往時を物語っている。
また、聖人が北方北辰に唱題読誦し、無事帰倉を祈願される中、文永10年(1273)7月15日星下りの奇瑞があり、白頭のカラス飛来し罷免されたと言われるようになり北辰妙見大菩薩を勧請。妙見山は当山奥の院である。平成2年(1990)10月9日に『思親の旧跡』として宗門史跡に指定される。
日蓮大聖人思親之霊場 宗門史跡 御松山 實相寺(実相寺と書かれているものも多いです)
子安仁王尊
仁王尊は寛永五年水巻宗喜の寄進であり、昔から子授け、子育ての「子安仁王さん」と称し信仰されている。
「御松山」の額は寛政二年の作。
門をくぐり、ふと振り返ってみました。 急に・・・時も空間も現世から切り離されたような、雰囲気のある門です。
飛石を渡っていくのでしょうか。 途中で、私の足で歩ける歩幅の飛石は見当たらなくなってしまいました。
御松山
日蓮聖人像
千年杉
文永十年七月日蓮聖人この大杉と袈裟掛け松間に停ち梵天、帝釈、日月、四天に帰倉を念
誦されるや白頭のカラス飛来す
本堂 立看板
文字がかすれていますが、松永房日心聖人が一三〇〇年頃建立し、日蓮上人を開山に仰ぎ日朗上人を第二祖とした という内容が記されています。
本堂に到着
鐘楼堂
実相寺と狩野胖幽
流人絵師胖幽は 配流中に二人の先輩流人の肖像を描いた 一つは小倉大納言実起 相川の
観音寺で宝蔵する 実起卿の生存中の束帯姿の礼装を描写している
この日蓮画像は 当御山実相寺の袈裟掛の松の縁起による 松に袈裟をかけ 朝日を拝む聖人像で 同寺の山号もこれに由来する 畑野町猿八の大森新左エ門家の所蔵だったが昭和二十一年に歴史学者橘法老氏のすすめで実相寺に山納したことが 裏書によって知られる
四男牧野一角が奉納した 胖幽自筆の観音経普門品(法華経第八)の繊細な註画九巻も 当寺に残っている
日蓮聖人袈裟掛之松 狩野胖幽斎之筆
衣をかけたという松も時を経て、投げても届かないほど枝は高く高くそびえています。
お地蔵さまは、いつの時代から見守ってきたのでしょうか。
木彫りされた袈裟掛松と日蓮聖人
御松山 実相寺 (リンク先は、にいがた観光ナビ)
所在地:新潟県佐渡市市野沢856
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