歌人でもあり新古今和歌集の撰者であった藤原定家の曾孫にあたり自身も歌人であり政治家でもあった京極為兼は、皇位継承をめぐる争いに巻き込まれ永仁6年(1298年)45歳の時に幕府によって佐渡に配流されました。
その際の配所が八幡にある八幡宮です。
その際の配所が八幡にある八幡宮です。

狛犬

京極為兼が八幡宮で
『鳴けば聞く 聞けば都の恋しきに この里過ぎよ山時鳥』
と詠んだそうです。
ホトトギスの鳴き声を聞くと都を思い出されて切ない。だから、ホトトギス、この里で泣かないでくれ。
という意味だそうですが、京極為兼がこのように詠んで以来、八幡にはホトトギスが鳴かなくなったと伝えられています。
京極為兼がこの地に配所された永仁6年(1298)から約130年後の永享6年(1434)6月、世阿弥はこの地を訪れたようです。
いにしえ人の都への想いと、世阿弥の想いが八幡の里で交差したのではないでしょうか。
歴史ある神社を歩く、いにしえ人の想いに触れる。
そんな佐渡旅はいかがでしょうか。
八幡宮
所在地:新潟県佐渡市八幡
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