相川観光循環バスに乗り、相川のまちを散策するシリーズ。

普明の鐘をすぎ、150mほど歩いたところで、無宿人の墓へ到着。


『無宿人と罪人をよく間違われるのですが、今でいう住所不定無職の若者たちで、水替え人足として佐渡にわたってきました。無宿人は一日一升の米が給金で、24時間働いて24時間休む、休んでいる間は5合の米を支給される生活だったそうです。』

『この墓は、坑内の火災で死んだ28人の若者の墓で、名前や年齢、出身地などがかれています。』

相川ふれあいガイド

墓には、江戸・八丁堀、中央には百組と書いてあります。百組というのは、江戸の火消の呼び名で、いろは・・・48組の中のひとつだそうです。

ちなみに “へ”組 “ひ”組 “ら”組 “ん”組 というのがなく、それぞれ百・千・万・本 と言い換えられていたとか。

この百組というのは、へ組の変わりだったんですね。 ちなみに、なぜへ組がないのかというと、屁につながるからということで、火事の時に屁をすると火災が広がるなどと思われていたのでしょうか?(ここは推測)

このあたりは、ガイドさんのお話を聞かないとなかなかわかりませんね。

佐渡相川散策マップと無宿人の墓1

水替人足(無宿)の墓 次助町(案内看板より抜粋)

嘉永6年の建立。坑内作業中に死んだ28人の生国、戒名、名前、年齢を刻んである。
『わずかな時間で滅んだ君ら、穴ぐらしの過去、未来を圧せられ、五年ともたなかった、命の散華か・・・』(詩人・船戸安之氏) 
坑内の水をくみ上げるため江戸、大阪、長崎の天領地から1800余人の無宿者が目籠で送られた。失職、流浪のはてに幕府の治安対策で捕えられた若者たちである。ほとんどが相川で死んだ。


無宿人の墓

所在地:新潟県佐渡市次郎町


※史跡佐渡金山を記しています。金山茶屋の駐車場から歩いて350m。 坂道ですので靴や体調をご確認ください。


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