南佐渡に多い椿ですが、佐渡全域でその美しい姿を見ることができます。藪椿は佐渡が北限なのだそうです。

モノクロームに包まれる雪景色の中で、華やかな色を纏い一所懸命咲いている姿は大変美しいですが、美しさだけでなく食用にも美容にも使われる椿油の原料にもなります。

その昔、佐渡の椿油の生産量は長崎に次ぐ、日本で2位だったとか。

今はその生産量は少なくなりましたが、非加熱で高品質の椿オイルが作られています。

Bitoku美徳siピュアオイル

椿オイル 椿屋
佐渡椿

椿の咲く道をゆっくり歩きながら、椿の奥でふと出会ったのが、万福寺跡。

佐渡万福寺跡

世阿弥配所 万福寺跡

能楽の始祖世阿弥(観世元清)は永享六年六月(1434)、将軍足利義教の怒りにふれ佐渡配流となる。

佐渡の配流について世阿弥は
その夜は雑太の郡、新保と云ところに着きぬ。国の守りの代官受け取りて万福寺と申小院に宿させたり。
この寺の有様、後には厳松むら立て、来ぬ秋誘ふ山風の、庭の木末に音づれて、陰は涼しき遣り水の、苔を伝いて岩垣の、露も雫も滑らかにて、まことに星霜古りける有様也。御本尊は薬師の霊仏にてわたらせ給よし(金島書より)と記している。

今役場庁舎のある場所が、新保白で代官の居城、碑の建つ場所が万福寺境内である。世阿弥は万福寺の配処で『泉』『八幡』(金島書)などの曲をのこしたが、同年の暮方いくさのため配所を泉(金井町泉に遷した。
佐渡市教育委員会(案内看板より)


この、遷された配所というのが先日ご紹介した正法寺です。

所在地:新潟県佐渡市千種251




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