10月12日・13日と、お祭りで訪れた多田。
“ただ” と読むのかと思いましたが “おおた” という地名です。
海岸沿いにある 三助・お菊いこいの地で おおた という地名の由来(一説)を知りました。
三助・お菊いこいの地
佐渡国の始耕・稲作りを教えた三助・お菊の伝説は各地に残っている有名な伝記の一つです。
土佐国(高知県)の永楽又兵衛という農夫の倅三助は継母にいじめられて佐渡へ渡されました。三助の実母は悲しみ、三助の遠流に先立って、籾三升に鍬・鎌をもたせました。佐渡に着いた三助はやがて能登の国から流されたお菊という女に多田の浜でめぐり逢い、二人は夫婦となり三助の持ってきた籾をまいて稲を育てました。こが佐渡の稲作の始まりといわれ三助夫婦がこの多田の地で巡り逢い、農耕をしたことから、逢田といい中古には太田となり、今は多田となっています。多田沖田には夫婦の使った鍬・鎌を収めた塚がありました。また多田の西北方に男神山・女神山という二つの山が仲良く並んでいますが三助・お菊をそれぞれ祀った山とされています。この地は佐渡七弁天崎の一つであり三助・お菊が真夏に語り涼んだいこいの地といわれています。それに弁財天の祠と青竜大権現を祀った小社があります。
少し登ってみます。
小さな祠がありました。
佐渡の農業の開祖と言われる 三助・お菊が 風が抜けるこの小さな場所で涼んでいたのでしょうか。
この周辺では、歩行者・自転車とも 行きも帰りも 海側通行となっています。
レンタカーやマイカーでこのあたりを通るときは、歩行者・自転車にいつも以上に注意をお願いします。
三助・お菊いこいの地
所在地:新潟県佐渡市多田
※Google mapはスポット情報ではなく多田エリア全体を表示しています。
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