佐渡旅(sadotabi)

~新潟県・佐渡の旅行情報ブログ~

カテゴリ:佐渡:歴史上の人物

司馬遼太郎の歴史小説“胡蝶の夢”に登場する島倉伊之助(司馬凌海)は、佐渡市真野新町に生まれました。6か国語に通じた語学の天才と言われ、後に江戸で開いた私塾での教え子には同じく真野新町で生まれた日本近代ビールの父と称された現アサヒビールの技術長生田秀もいた ...

承久の変で、北条義時により佐渡に流された順徳上皇。百人一首の百首目は、順徳上皇が佐渡での日々を歌にしたものです。順徳上皇46歳までの生涯の中、佐渡で3人の皇子が誕生しました。男子はただ一人、第三子(第一皇女慶子さま 第二皇女忠子さま 第三皇子千歳宮)。本日は ...

先日お邪魔した、佐渡 真野新町での宴会シーン。この町での乾杯酒は当然、アサヒビール。なぜなら、真野新町では日本国内でも先駆けて明治26年頃よりビールを楽しんでいたという歴史があるから。10月10日に行われた真野新町でのイベント『金の道 真野新町宿で茶会と町屋体 ...

佐渡に数多ある神社仏閣をめぐる旅。 この秋冬は特に意識してして行っています。今回訪れたのはこちら、根本寺。日蓮聖人が文永8年(1271)佐渡法難の砌、11月1日より翌年4月の半ばまで身の丈ほどに積もる雪中の三味堂に謫居された聖地です。その際、阿仏房夫妻より食料の御 ...

秋がいつもよりゆっくり過ぎようとしています。それでも、山には冠雪を見るようになりました。 手前の紅葉と山の雪山に添うように虹がかかっていました。虹の下の方は、紅葉の山々。虹の上の方は雪山。写真の右下にみえる鉄塔の間に挟まれた黄金色の建物は、両津港から車で7 ...

歌人でもあり新古今和歌集の撰者であった藤原定家の曾孫にあたり自身も歌人であり政治家でもあった京極為兼は、皇位継承をめぐる争いに巻き込まれ永仁6年(1298年)45歳の時に幕府によって佐渡に配流されました。 その際の配所が八幡にある八幡宮です。 狛犬京極為兼が八幡 ...

『畑野にはこんな凄い史跡や自然があるんだよ。』 と、リーフレットをいただきました。飲食店や温泉の紹介はしていましたが、なるほど行ったことのないところもたくさん。以前から気になっていた “鍋倉の滝”も掲載されていたので行ってみることにしました。佐渡八十八ヶ ...

佐渡の玄関口、両津から徒歩5分のあいぽーと佐渡。現在、山下清特別展が開催されています。佐渡と山下清? と思われるかもしれませんが、山下清氏の母は佐渡の新穂出身であり山下清氏自身も何度か佐渡を訪れているようです。 生前「母のふるさとで眠りたい」と話していたと ...

佐渡は、かつて配流の地で多くの人々が流されてきました。流された・・・というと、罪人のイメージがあるかもしれませんが、時代によって翻弄された上皇や政治犯、思想犯とよばれる人たちです。時が経ち、佐渡は多くの思想家や芸術家を生み出してきました。その中のひとり、 ...

旅の形のひとつに、人々の悲しい記憶を慎むという旅というのがあるのだそうです。ダークツーリズムというらしいのですが、ここ順徳院御配所跡は そんな旅で訪れたい場所のひとつになると感じています。ご配所とは、承久の乱で流配された順徳上皇(後鳥羽上皇の第三皇子)の ...

佐渡には、歴史上に名前が残る人物がたくさんいることに驚いています。宿根木には、蘭学・医学・地理学者でもある 柴田収蔵の生家があります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・柴田収蔵は文政3年(1820年)宿 ...

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