佐渡観光協会中央支部のパンフレット棚で見つけた 佐渡島・芸能手引帖④唄い踊る 佐渡の民謡。

たまたま、手にしたのが④でしたが、全4シリーズ(能楽・太鼓・人形芝居・民謡)とのことで次回の佐渡旅で①~③も入手してお伝えしたいと思います。

島に伝承されている佐渡三大民謡といわれるのが、佐渡おけさ・相川音頭・両津甚句。

佐渡の民謡03

唄と踊りに違いがあるとは思っていましたが、笠(リボンの色)や雪駄の鼻緒に違いがあることを初めて知りました。

佐渡の民謡の特徴(パンフレットより抜粋)
『郷土研究 佐渡』(山本修之助著)によれば、佐渡の民謡は、盆踊り唄、労作唄、祝儀唄、神事唄を含む季節行事唄、仏教唄などに分けられる。現在佐渡の民謡として一般に親しまれているのは、この中の盆踊り唄にあたる。 盆踊り唄の中にも13種類があり、最も多く歌われたのが「音頭」と「甚句」。ともに島内各地方でその土地の名を付け、伝承されてきた。ほかに「おけさ節」、おけさ節の昔の名前である「ハンヤ」節などがある。

■佐渡おけさ
笠:リボンの色は赤
着物:白か青っぽい浴衣に波模様
雪駄:黒か紺の鼻緒

■相川音頭
笠:リボンの色は白
着物:黒か青っぽい紋付
雪駄:黒っぽい鼻緒

■両津甚句
笠:リボンの色は赤
着物:白か青っぽい浴衣に波模様
雪駄:(男性)黒っぽい鼻緒・(女性)赤い鼻緒

佐渡の民謡02

佐渡おけさ誕生ストーリー(パンフレットより抜粋)
「佐渡おけさ」の起源は、江戸時代、北九州地方で発生した「ハイヤ節」という港の酒宴唄だといわれている。北前船の船頭たちによって寄港地として繁栄していた小木に伝わり、荒天時に船乗りたちは陸で酒盛りをし、その席で唄われ、「ハンヤ節」と呼ばれるようになり、それが各地へ伝播していった。明治時代に入って小木港が衰退すると、「ハンヤ節」は相川鉱山の選鉱場で、仕事唄として唄われるようになり、明治30年に開かれた鉱山祭りで唄い踊られてから「相川おけさ」、「選鉱場おけさ」の名で親しまれるようになった。一方小木では独自の形で残った「ハンヤ節」が「小木おけさ」として残っている。
「佐渡おけさ」の名が誕生したのは、大正13年のこと。立浪会の村田文三氏が「相川おけさ」をレコードに吹き込んだ際、初めて「佐渡おけさ」という曲名を使用。その後約10年、立浪会をはじめとする各会の巡業により、国内外へ「佐渡おけさ」が広まっていった。

佐渡の民謡04

まだまだある!島の民謡MAP

■佐渡おけさ
■海府甚句
■相川音頭
■七浦甚句
■小木おけさ
■小木音頭
■羽茂甚句
■相川甚句
■両津甚句
■三ツ拍子
■豊田音頭
■山田のハンヤ

佐渡の民謡05

佐渡おけさ 踊り方講座

佐渡の民謡01


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