やせごま(やせうま)を涅槃会のために作っていた情報をfacebookで発見し、真楽寺の三浦ご住職に体験させていただくことができないかお願いしてみました。
体験会場は、三浦ご住職のご実家であり畑野の玉林寺。佐渡八十八ヶ所霊場会のひとつです。
健康にいがた21(新潟県のHP)のホームページにレシピが掲載されていました。ご住職のつくるやせごまは、砂糖を入れないのだそう。
上新粉2・もち粉1の割合で、水と食紅を用意します。
※この割合については、地域や各家庭で異なるようですので、ご参考まで。
耳たぶくらいの固さになるまでこねこね。
白の量を多めに、
赤や黄、緑の食紅を粉に加えて混ぜたものを少しつくります。
茶色は、赤や黄、緑を少し足して調整します。
丸い棒状に伸ばして(奥の方は乾かないように濡れ布巾で覆ったもの)
5㎝位の幅に切ります。
作りたい形を、粘土細工のように作りこんでいきます。
佐渡ヶ島の形に挑戦。SADO 佐渡!
それから、定番 花の模様
まずは両手でも抱えきれないくらい直径20㎝位の大きさでした。
こんな大きさのものを、ぐるぐる回しながら押しながら小さくしていきます。
横にしてゴロゴロするのかと思いましたがそうすると形が崩れるとのことで、ゆっくりゆっくり縦に伸ばしていきます。
想像以上に根気を要する作業が続きます。
直径20㎝位のものを、直径5㎝くらいまで縮めていくのです。
細く丸めたものを7㎜ほどにきるのですが、その時はじっこにできた模様のはっきり出ないものは丸めて団子状にします。
SADOではない、大きな丸い方は海に沈む相川の夕陽をイメージして作ってみました。
小さくまとめる際、均等に力が入らなかったり、着色したタネと白いタネのかたさが合わないとどんどん図柄がずっこけてきます。難しい!
通常は直径5㎝にまで縮めていきますが、図柄が崩れるといけないので・・・とこちらは10㎝くらいまでの大きなサイズのまま終了としました。
これを蒸します。
翌朝、固まったものを7㎜程度に切っていきます。
切ったあと、柄がはっきり見えたときは感激しました。
もともと、お釈迦さまがなくなったときにお供えするものだったので、涅槃図の前にお供えしました。
ありがたいお経をあげていただき
私もお線香をあげささていただきました。
今後、こういった佐渡の伝統ある行事や地域に伝えられたお料理を観光客も体験できるような機会を増やしていきたいと願いながら。
天井には、光明眞言が描かれています。
おんあぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに
はんどま じんばら はらはりたやうん
庭に置かれた石は、能舞台の跡なのだそうです。
やせごま作りご指導:佐渡八十八ヶ所霊場会 第三番 本澤山 真楽寺
(ご住職:三浦 良廣さん)
やせごま作り会場:佐渡八十八ヶ所霊場会 第五十三番 栄光山 玉林寺
※現在、体験プランをお寺にてご用意しているわけではありません。
今後、旅行者が気軽に体験できるような企画ができましたら、佐渡旅にてご紹介させていただきます。
お問合せ:佐渡観光協会 中央支部
電話:0259-55-3589
。:*:★。:*:★━━━━━━ 各種問い合わせ先 ━━━━━━★:*:。★:*:。
【佐渡について】
■佐渡観光協会(両津港ターミナル駅内) TEL 0259-27-5000
■佐渡汽船(総合案内・新潟) TEL 025-245-1234
■新潟交通佐渡 TEL 0259-57-2121
(佐渡での路線バス・定期観光バス・観光タクシー)
【佐渡に行くまで】
■JR東日本 JR東日本お問合せセンター TEL 050-2016-1600
■新潟交通 問い合わせ先
・高速バス予約センター TEL 025-241-9000
・バスセンター案内所 TEL 025-246-6333
【佐渡の宿を予約する】
■じゃらんnet 【佐渡の宿を人気順に表示】
■るるぶトラベル【佐渡の宿】
■Yahoo!トラベル【佐渡の宿】
■JTB【佐渡の宿】
■日本旅行【佐渡の宿】
■佐渡汽船【浪漫紀行】