佐渡金山というと、暗い洞窟の中でリアルな人形が動き金山の採掘の様子を見学するイメージがある方が多いのではないでしょうか?

佐渡金銀山を時代をさかのぼって見に行くと

平安時代 今昔物語に「佐渡ノ国ニコソ金ノ栄タル所」の記述がある。
室町時代 世阿弥が佐渡で書いた「金島書」に「金ノ島」という記述がある。
     鶴子銀山が発見される。
安土桃山時代 相川金銀山が発見される。
江戸時代 大久保長安 佐渡奉行就任
明治時代 官営になり、27年後に三菱に払下げとなる。
昭和時代 大増産時代を迎え、その後大縮小となる。
平成   1989年に閉山
(参考:金を中心とすう 佐渡鉱山の遺産群リーフレット年表)


金山といってイメージされるリアルな人形の採掘シーンは、江戸時代の様子を見学する“宋太夫抗コース”ですが、世界遺産登録を目指している佐渡では、他にも金山に関するいくつかのコースをご用意しています。

①宋太夫抗 江戸初期に開発された宋太夫抗を見学(約30分)
②道遊抗 明治官営鉱山を見学(約40分)国重要文化財
③ガイド付産業遺産(精錬施設)ツアー(約60分)4月~11月
④ガイド付産業遺産(採掘施設)ツアー(約60分)4月~11月
⑤ガイド付山師探検ツアー(約90分)健脚向 4月~11月

料金・詳細は佐渡金山HPをご覧ください。


②道遊抗 明治官営鉱山を見学(約40分)国重要文化財を少しご紹介します。

佐渡金山の入口は右側が宋太夫抗・左側が道遊抗となっており、左側を歩きます。

坑内は真夏でも10度ほど、この天然冷蔵を利用して、お酒の貯蔵を行っています。

金山酒保管

左側の緑色の機械は、2トン蓄電池式機関車。
2トンバッテリートロッコと呼ばれ、多くの鉱山で人車、台車の牽引に使われていた機関車です。
佐渡金山道遊抗

道遊の割戸の真下までトロッコが。
佐渡金山道遊抗1

機械工場
ヘルメット(キャップランプ)をかぶってトロッコにのって記念撮影はいかがでしょうか?
金山機械室入口

当時の機械を展示した機械室。
金山機械室

坑道をでると、道遊の割戸が目の前に現れます。
佐渡金山道遊の割戸

近づいてみると、大きな穴が。
佐渡金山道遊の割戸1

江戸時代だけでなく、さまざまな角度から、時代から金山を学んでみてはいかがでしょうか?


史跡佐渡金山

【所在地】 新潟県佐渡市下相川1305
【営業時間】 8時30分~17時30分(最終入館16時50分)
【入館料】 宗太夫坑コース900円 道遊坑コース900円 両コース1400円
 産業遺産散策コース1400円 ガイド付山師探検ツアー 2400円
【定休日】無休
【駐車場】あり

【バスでの行き方】
 両津から 新潟交通佐渡バス本線→バス停『相川』より車5分
 ※季節や曜日によっては、直通バスも

 ※相川観光循環バスぐるりんバスは、2015年9月27日まで延長営業します。



。:*:★。:*:★━━━━━━ 各種問い合わせ先 ━━━━━━★:*:。★:*:。

【佐渡について】
佐渡観光協会(両津港ターミナル駅内) TEL 0259-27-5000 
佐渡汽船(総合案内・新潟) TEL 025-245-1234 
新潟交通佐渡 TEL 0259-57-2121
(佐渡での路線バス・定期観光バス・観光タクシー)

【佐渡に行くまで】
JR東日本 JR東日本お問合せセンター TEL 050-2016-1600
新潟交通 問い合わせ先
 ・高速バス予約センター TEL 025-241-9000
 ・バスセンター案内所 TEL 025-246-6333

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